刑事事件において弁護士を早期に依頼することのメリット  

刑事事件で「起訴されたくない」、「前科をつけたくない」、「被害者と示談をしたい」ということを希望される方は、できる限り早期に弁護士に依頼することで不起訴の可能性が高まるメリットがあります。

刑事事件について」のページで刑事事件はスピードが何より重要であることを説明しました。この理由は、身体拘束されている事件では起訴するかどうかを決めるまでの時間的制約が極めてタイトだからです。

不起訴や執行猶予を目指した弁護活動として、被害者がいる事案では被害者に対する謝罪、被害弁償を前提にした示談が何よりも重要になることが多いです。しかし、被害者との示談は、被害者の方との示談交渉の初期段階では被害感情が大きいケースもままあり、すべてのケースで最初から示談交渉がスムーズに進行するわけではありません。

そのため、被害者の方との示談交渉は、制約された時間内でスピード感は必要ですが、被害感情の緩和や示談案を被害者の方にご検討いただき、示談が成立するまでにある程度の時間を要するケースもままあります。

そのため、弁護士への依頼が遅くなると、それだけ被害者の方との示談が成立する可能性、すなわち勾留の満期までに不起訴を勝ち取れる可能性が減少してしまうといえます。

被害者がいる犯罪では、被害者と示談を成立させることや被害者への被害弁償をすることが本人の処分を決する上で極めて重視されるため、できる限り早期に弁護士に依頼をし、示談交渉に着手することが不起訴処分を目指すうえで重要になるといえます。つまり、この点が、刑事事件において弁護士を早期に依頼することのメリットといえます。

このような理由から、「起訴されたくない」、「前科をつけたくない」、「被害者と示談をしたい」ということを希望される方は、できる限り早期に弁護士に相談することをお勧めしています。

 

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